2月22日(土)静岡・浜松アリーナで行われた『RIZIN.21』で朝倉未来
がダニエル・サラスに2R、ハイキックでダウンを奪い、パウンドの連打で
TKO勝利。戦績を13勝(7KO/1S)1敗とした。
朝倉が「次は4月の横浜大会に出ます」とマイクアピールすると、
突然リングに元ONE世界ライト級王者・朴光哲が上がり、朝倉未来選手
に宣戦布告。
朝倉未来は一体何が起こっているのかという状況をつかめないかのような表情。
これまで朴と同門選手の矢地祐介を下し、KRAZY BEEと浅からぬ因縁もある
朝倉未来だが、朴にとっては意に介したことでなく「ファイターとして一番勢いがあって、一番稼いでいる選手と戦う」というのが目的だとし、「負けたら辞め
ます」とこの勝負に進退を掛けるとも約束。
榊原CEOもリングに上がって、横浜大会での注目の対戦が決定。
これまで穏やかに話していた朴だったが、最後は朝倉へ
「しっかり練習しとけよ、クソガキ」
と攻撃的な一面を見せて朝倉を牽制した。
朝倉は試合後の会見で朴のことは全く知らなかったという。
「おじさんが何で入ってきたのかなって思ったんですけれど」
とリング上で状況がつかめなさそうな表情の理由は「一体誰だ」
ということだったようだ。
その後「ONEのチャンピオンだった人と聞いて、試合はまだ見てませんが、
まあまあ強いのかなって思ってます」と分析はこれから。
「しっかり練習しとけよクソガキ」と言われたことにも
「いいんじゃないですか」と軽く交わす。
連勝で勢いに乗る朝倉が今後RIZINでどんな活躍を見せてくれるか注目だ。
朴は現在42歳、2001年に修斗でプロデビューし、05年に修斗環太平洋ライト級王者に。
HERO’S 、DREAMに参戦後、2012年にONEの世界ライト級王座戦に挑み勝利し王者に。
翌年青木真也に敗れ王座陥落するも、以降も19年8月までONEに参戦を続け、プロ戦績は
42戦26勝(13KO/1S)14敗。
朝倉とはストライカー同士の対戦となり、スリリングな打ち合いが期待される。