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【強者の流儀】朝倉未来が強くあり続けられる理由とは!?

     

  

    

“人間としては弱点だらけで、とても一人では生きていけない。
それだけ脆弱な存在だと、自分では思っている”   

   

総合格闘家として強さを見せつけている朝倉未来選手が初の著書
『強者の流儀』(KADOKAWA)のはじめに語るのは、弱さでした。

   
   

朝倉選手は「路上の伝説」とも称されています。
それは10代の頃、喧嘩が伝説的に強かったことで知られるからです。
“自分から喧嘩を売っていたつもりはない”と言う朝倉選手は、
一方で先輩や暴走族から売られた喧嘩は必ず買い、相手を倒し続けました。
   
      
そして暴走族に入り、さらに喧嘩を続け、バイクを乗り回していましたが、
次第に“人生がつまらなくて、いつ死んでも構わない”と思うようになって
いきました。
  

高校入学後、少年院に収容されます。
日常から離れた時間を過ごすなかで、朝倉選手は格闘技の世界に
興味を持ち、足を踏み入れることになりました。

      

   

   


「THE OUTSIDER」や「RIZIN」で勝利を重ねた朝倉選手は、
今では大晦日に地上波で中継される大きな試合を戦い、
ファンを魅了しています。

   
   

今、朝倉選手は謝って済むことは謝るそうです。
そもそも争う必要がないから、「いったい何が悪かったんですか?」
と聞いてしまうそうです。
 
           
かつて路上で喧嘩に明け暮れた朝倉選手が、
“なんでも腕力で解決しようとするのは視野が狭い”と
断言するまでに至るには、どんな思考があるのでしょうか。

   

 本書から知れることのひとつは、自分を客観視することでした。

   

小学生の頃のエピソードが象徴的です。
親がビデオカメラを買ってきて、撮られた映像を見たとき、
自分の認識と映像の中の自分が一致していないことに衝撃を
受けたそうです。
    
       
それ以来、自分を撮ることにハマり、逆立ちが曲がっている
ことを直したりしながら身体の動きを修正していったそうです。
朝倉選手のずば抜けた身体能力の由来が垣間みえます。

   
   
   

他人の意見を聞くのは、朝倉選手の習慣。
“他人の意見というのは客観的なので、映像を見たときと
同じような効果がありました”と言っています。
     
      
注目を集めている朝倉選手のYouTubeチャンネルは、
初めからチームを作って取り組んでいます。
自らに忠実なメンバーだけでなく、敵対的な意見を言う
メンバーも入れることで、企画の多様性を生み出しているそうです。

  

  

他にも、トレーニングが苦しいときは“体を乗り物だと思う”などの
流儀が綴られています。
    
      
自らを“脆弱な存在”と表現する朝倉選手の明晰な思考と行動は、
学生やビジネスパーソンなどさまざまな立場の読者の役に立つ
のではないでしょうか。