11月21日(土)大阪城ホールで、格闘技イベント「RIZIN.25」のメインイベントであるフェザー級(66.0kg)タイトルマッチが行われました。
格闘家YouTuberとしての一面も持つ朝倉未来の試合ともあって、注目の一戦となりました。
一方で、対戦相手の斎藤裕もYouTubeチャンネルを持つ、格闘家YouTuberとしても注目されつつあります。
そんな、両者格闘家YouTuberどうしの一戦であったが、結果は判定3-0で斎藤裕が勝利し、初代RIZINフェザー級王者となりました。
この試合が行われた次の日には、それぞれのYouTube チャンネルで試合後の心境を語っています。
激戦を繰り広げた直後でも、格闘技のリアルを伝える姿は、さすがYouTuberと言ったところでしょうか。
朝倉未来は、動画内で次のように試合を振り返っています。
「強かったですね、本当に。あんなにパワーがあるとは思ってなかったですね。いい選手でしたね。日本にもあんなにいい選手がいたなんて思わなかったんで。」
試合後、朝倉は試合では勝ったと思っていたようですが、結果は判定負け。
斎藤から2度もダウンを奪っていましたが、判定は3-0と辛いジャッジでした。
しかし、朝倉はこの結果を悲観することなく、対戦相手の斎藤の実力を冷静に分析し称賛していました。
一方の斎藤は、試合後興奮して一睡もできなかったようです。
そんな興奮が冷めない状態で、こう試合を振り返っています。
「要所要所で、自分が組んで攻撃を入れられたのが印象的によかったのかな。最後はバランス崩したりダウンしているつもりはないんですが、見栄えはよくないという感じだったので行かないと駄目だと思いました。勝負かけないと駄目ですね、最後。仮に1ラウンド2ラウンド取っていたとしても、行かなかった後悔は取り戻せないんで。
最後左をもらってバランスを崩した場面があり、ここで終わったらまずいと。そこでひかなかったのが勝ちになった理由かな。自分には負けなかった。」
と、苦しい試合の中でも、強い気持ちは負けずに戦っていたことを明かしています。
朝倉からは、斎藤に対して「次はおれが勝つ」と再戦を熱望しています。
チャンピオンとなった、斎藤に試合を受けてもらえるかどうかが今後の再戦の鍵となるが、斎藤は顔面に怪我を負っている為、しばらくは休養が必要になりそうです。
この試合の結果を受けて、気になる話題がもう一つあります。
それは、来年に開催される格闘技イベントに登場する、メイウェザーの相手は誰になるのか。
メイウェザーの対戦相手は、実力・人気共に兼ね備えた朝倉未来ではないか、と噂されていました。
今回の試合の結果次第では、とも言われていましたが、黒星の結果に終わった為対戦相手がわからなくなってきました。
そんな中で、「我こそは」と朝倉未来を口撃していたシバターが名乗りを上げました。
「チャンピオンでもない奴が、メイウェザーと戦っても盛り上がるわけない」
と、朝倉の試合結果を受けて、力説しています。
「チャンピオンになっていたら、盛り上がると思う。ただ、朝倉未来。化けの皮が剥がれたじゃないですか。結局、中身が小さい、器が小さい、言い訳魔人のほんのちょっと喧嘩の強い、格闘技自慢のおにいちゃんという事が、この度バレたじゃないですか。メイウェザーとやって盛り上がる?」
と言い放ち、朝倉がメイウェザー戦の挑戦者として相応しくないと指摘をしていました。
さらに、シバターは、「オファーが来たら受けたいと思います。とりあえずメール下さい。」と、逆オファーを投げかけ、メイウェザーを挑発までしています。
自信満々のシバターですが、果たしてメイウェザーとの対戦は実現するのでしょうか。
朝倉未来の今後と、メイウェザー戦の日本人挑戦者の今後にも、注目が集まります。