2月12日都内にて、3月21日に開催される「RIAIN.27」の会見が行われました。
この会見では、3月に開催される「RIZIN.27」トーナメントの組み合わせが発表されましたが、会見後の囲み取材で今後のトーナメントについて話題に上がりました。
RIZINの今後のスケジュールとしては、「RIZIN.27」の開催後4月からバンダム級のトーナメントが予定されています。さらに、秋からはフェザー級トーナメントが予定されています。詳細はまだ発表されていませんが、榊原会長自身から今後のトーナメントについて発表がありました。
「フェザー級グランプリが秋からなので、ベラトールからもチャンピオンにきて欲しい。チャンピオンズリーグをやりたいので、各国プロモーションのベルトを巻いた選手がRIZINのベルトを取りに来て欲しい」
榊原会長からの説明によると、フェザー級トーナメントは各国からチャンピオンを集めて行われる大規模なトーナメントを予定しているようですね。RIZINの選手だけではなく、他国のチャンピオンを集めたレベルの高いトーナメントが期待されます。
榊原会長はフェザー級トーナメントについて次のように説明しています。
「外国勢のプロモーションのトップを日本人のトップがどう迎え撃つかというような、対立概念とか建て付けのグランプリにできるよう準備してる。(今年)前半の試合の中のフェザー級で、どれだけ日本人としての枠を獲得できるか。斎藤裕を筆頭に、未来もいればクレベル・コイケもいれば、ドミネーターもそうだし。牛久もDEEPのチャンピオンだし、今回も堀江が出てきたりとか。日本人だけで8人揃っちゃうんじゃないの?」
と、今年の前半は秋のトーナメントに向けて日本人の出場枠を争う査定試合とするとしました。
今回のトーナメントでは、世界フェザー級チャンピオンの斎藤裕もトーナメントの最初から参戦になるようですね。
斎藤の参戦については、「いろんな要素がありますけど、タイミングとしては4月」との説明が合った為、早い段階でチャンピオンとしての初防衛戦が行われそうです。
もちろん、斎藤の参戦となれば朝倉未来が黙ってはいませんよね。
榊原会長は、斎藤と朝倉の再戦に関してもコメントを残しています。
「朝倉未来も(トーナメントに)出たいと言っていたので。出すとは行ってないですよ?本人は出たいと言っていました。」
朝倉未来も参戦に意欲を見せており、査定試合の結果次第ではトーナメントでの再戦も実現の可能性は十分にあります。
また、4月から開催予定のバンタム級トーナメントについては、日本人限定のトーナメントになるようです。
今年のトーナメントにチャンピオンである堀口は参加せず、このトーナメントに勝った選手が来年堀口と対戦することになります。つまり、バンタム級については、チャンピオンへの挑戦権をかけたトーナメントということです。
堀口との再戦を臨んでいるのは、朝倉海ですよね。
しかし、堀口との再戦を実現させるには、今年のトーナメントを勝ち抜き優勝しなければなりません。
「朝倉海がもう一回リマッチ、井上直樹が頑張ってきたから井上直樹、とかじゃなくて分かりやすく、堀口に、バンタム級チャンピオンに届きたいんだったら、ここに出てこいと。そうすると2020年にタイトルマッチにラインナップしてもらえる候補選手として名乗りを上げられる。」
もちろん、リベンジマッチに燃える朝倉海が堀口との再戦を望む気持ちは強いかもしれません。しかし、他の選手も同様にチャンピオンの座を狙っています。
朝倉海と堀口恭司とのリマッチが実現するのかどうかも、今回のトーナメントの結果にかかっている為、試合の動向に注目していきましょう。