2020年2月22日(土)静岡・浜松アリーナにて開催された『RIZIN.21』
に初参戦し、加藤ケンジに1R4分21秒、リアネイキドチョークで一本勝ち
した金太郎選手が、ファンから朝倉兄弟との対戦を希望する声が高まっている
状況について語りました。
金太郎選手は3月3日にアップされた同門の先輩である北方大地の
YouTubeチャンネルに出演し、その中で朝倉海選手との対戦が
ファンから望まれていることについて「僕は近い将来、僕がこのまま
勝っていったら、全然戦う可能性があると思っている。」と
朝倉海選手との対戦は実現すると確信しているようです。
「実際バンタム級って選手がいっぱいいるじゃないですか。
誰が特別強いとかはないなって。次に朝倉海選手以外の人と組まれても
強敵だと思うし、組まれたら倒すだけ。
朝倉海選手とやるのは近いかなと想像しています。僕も狙っているし。
僕が結果さえ残せば、相手が断ることはないと思うので。だから、
いつかやるんじゃないかなと思います。」と朝倉海選手の首を狙っている
と明言し、そのために海が納得する結果を残すと話しています。
「僕のスタイルは、相手を引きずり出すスタイルなので、シンプルに強い
やつと試合して勝ちたい。常に目立っているヤツの首は狙っている。
やっぱり格闘家はそうでないといかんし、別に負けると思っていない。
舞台を温めて待っていてほしいし、期待していてほしいですね」と、必ず
朝倉海選手を引きずり出すと宣言しています。
朝倉海選手の印象については「この兄弟は殺傷能力がある。やっぱり危険ですね。朝倉(海)選手は生物的に強いし、みんなに無い武器もいっぱいあると思う」と危険な相手であることは認めながらも、「けれど、全然、穴はあると思う」と弱点があるとも語っています。
金太郎選手は海選手の兄・朝倉未来選手についても「お兄ちゃんはシンプルに強い。何が強いって、技術とか打撃が強いのは当たり前でメンタルがかなり強い。ちょっと立っただけで落ち着き方が分かる。僕にないものをすごく持っている」と強靭な精神力の持ち主だと評価しています。
朝倉未来選手がYouTubeで「ファンから金太郎戦を望まれることが多い」と言ったことを告げられると、「そもそも階級が違うけれど(金太郎と海はバンタム級、未来は一階級上のフェザー級)、未来選手が、上げてくれるなら金太郎君とやってもいいけれど、負ける気がしない」と言っていて、僕はファンの人が見たい試合をしたい。ぶっちゃけ階級とかどうでもいい。(体重差で)フィジカルめっちゃ関係してくるけれど、僕はそれを越えられる爆発力を持っている」と、階級を越えてもやると意気込みを語っています。
「絶対に負けるかなと思う相手じゃない。そういう相手こそ、野性が目覚める
起爆剤になる。相手は頭脳型とこっちは野生なので、それがぶつかったら何か違
うものが生まれる。やられる可能性はもちろんあるけれど、倒せる可能性も全
然、十分あると思っていて、僕も負ける気はしていない。負ける気がする選手は
日本にはあんまりいないし、そこは朝倉未来選手も一緒かなって。
今は相手の方が知名度があって、向こうが「受けたるわ」くらいの感じなので、皆に見たいと思わせるくらいの位置にどうやって僕が行けるかですね」と頭脳派vs野性の戦いだとし、倒す自信もあると語っています。
しかし、金太郎はここでも「そもそも朝倉選手の前に、やらないかん相手が
いっぱいいる」と、まずはRIZINでの実績作りが先決としているそうです。
朝倉兄弟と金太郎選手はアウトサイダー出身という事で、当時、見られなかった試合を見る日が来るのが楽しみですね。