ボクシング元世界5階級制覇王者のフロイト・メイウェザーが、来年2月28日に開催される格闘技イベント「MEGA」に出場することが発表されました。
2018年の年末には、那須川天心とのエキシビジョンマッチが行われましたが、今度の相手は誰になるのでしょうか。
現在44歳のメイウェザー。
現役を引退してからもリングリ上がり、格闘技の猛者達とのファイトを続けている理由は一体何なのでしょうか?
メイウェザーといえば、ボクシングの歴代最強チャンピオンと言っても過言ではないでしょう。
圧倒的な実力で5階級制覇を達成し、その戦績は50戦50勝(27KO)と無敗のチャンピオンで現役を引退しました。
そんな最強のチャンピオンがなぜ未だに戦い続けるのでしょうか。
それは、メイウェザーに憧れ、彼との試合を望む選手が後を絶えないからです。
最強のチャンピオンだったからこそ、申し込まれた期待に答え、世界的な注目をいまだに集める魅力が彼にはあります。
キャリア初の黒星を経験した那須川天心でしたが、試合に対して「やって良かった」と試合を振り返っています。
「あの試合をやったことに一切後悔はしていません。悔しい負けをプラスにするのか、マイナスにするのか、全ては自分次第。負けがあるからどんな人も強くなれる。やってきたことを信じていけば、必ず成功に繋がる」
とコメントしており、メイウェザーとの試合での敗戦を糧にしている様子でした。
それほどまでにメイウェザーとの試合には、お金で測れない価値があるようです。
メイウェザーは、「マネー」の愛称を名乗り桁違いのファイトマネーを獲得していることでも有名ですよね。
マニー・パッキャオとの試合では300億円、コナー・マクレガー戦では330億円、那須川天心とのエキシビジョンマッチでは10億円もの大金を稼いだとされています。
さらに、那須川天心との試合では、ルールに反した行為をした場合には億単位の額の罰金を課すなど、派手な演出に目が奪われました。
しかし、メイウェザーはそんな派手な演出の裏側で、誰よりも真摯にトレーニングに打ち込んでいます。
現役時代には、通常のボクサーの倍近くの練習量をこなし、決して怠慢せず熱心に練習に取り組みました。
「お前が休んでいる時、おれは練習している。お前が寝ている時、おれは練習している。お前が練習している時、もちろんおれも練習している」
こんな名言を残しています。メイウェザーは圧倒的な才能で頂点に登り詰めたように見えてしましますが、直向きな姿勢が本当の彼の魅力なのかもしれませんね。
そんなメイウェザーと日本人選手の実現が決定したこともあり、ネット上では「誰がメイウェザーと対戦するのか」に注目が集まっています。
元RIZINバンタム級王者の堀口恭司や現RIZINバンタム級王者の朝倉海選手との対戦も予想されていましたが、年末に試合が組まれている両者がメイウェザーと戦う可能性は低いとされています。
そんな中で対戦する可能性が濃厚なのが、朝倉未来選手です。
一部の関係者の間では、朝倉未来選手で決まりではないか、と囁かれています。
朝倉未来選手も、動画内でメイウェザーとの試合について強気のコメントを残しており、オファーがあれば試合実現の可能性は高いようです。
RIZIN事務所のコメントは、「未定と聞いています」と、未だ対戦相手は決定していない様子です。
早ければ11月中には対戦相手が発表になる予定なので、注目のビックイベントの対戦相手が誰になるのかに注目して下さい。
対戦カードが決まったとして、どんなルールで行われるのかも楽しみなポイントですよね。
那須川天心に次ぐ、2人目の日本人対決が誰になるのか。
今後の発表に期待が高まります。