朝倉みるくのブログ

【RIZIN26】大晦日の主役は、朝倉未来!?

https://jp.rizinff.com/_ct/17416477

12月10日、大晦日に開催される総合格闘技「RIZIN26」の対戦カード発表の為、記者会見が行われました。

そこには、榊原CEOを始め、クレベル・コイケや弥益ドミネーター聡志、吉成名高らが登壇しました。

なんと、RIZIN26対戦カードが発表されるこの記者会見の壇上に、朝倉未来の姿がありました。


朝倉未来は先月(2020年11月)行われた、RIZIN25初代フェザー級王座決定戦で、斎藤祐に判定負けをしたばかりです。

https://spice.eplus.jp/articles/277440


短いスパンの試合感覚でダメージも心配されますが、朝倉は、「11月は判定負けをしたが、大晦日を盛り上げるために出ることにした。誰が相手でも倒すような試合を見せたい。」と闘志溢れるコメントをしています。




11月の斎藤との試合後、朝倉は負けた斎藤との再戦を熱望していました。

しかし、このタイトルマッチで斎藤は鼻骨骨折を負ってしまい、しばらく再戦は不可能とされていました。

榊原CEOも、当初、大晦日で斎藤と朝倉のダイレクトマッチを考えていました。

朝倉と榊原CEOの意向は一致していたので、何事もなければ再戦が実現していたかもしれませんね。



https://spread-sports.jp/archives/54814



そんな朝倉の復帰戦となる今回の対戦相手は、弥益ドミネーター聡志に決定しました。

朝倉は、対戦相手が弥益ドミネーター聡志に決定したことの対して、

「11月に判定負けしたが、大晦日なんで盛り上げる為に出場を決めた。視聴率を取れるのは俺しかいない。DEEPのチャンプじゃないのか?とも思ったが、誰が相手でもすぐ倒せる。」

と誰が相手でも、容赦無く倒すという強い決意を示しました。


一方で、弥益ドミネーター聡志は、

「みんなが目指している大舞台に立つ資格があるとは自分でも思ってはいないんですが、朝倉未来選手が今回復帰戦で、絶対に落とせないというところで自分みたいに、ただ格闘技を習っているだけの社会人を選んでいただいた。素晴らしいリスクマネジメント能力によってここに座っているので、できるだけ頑張りたい。」

と、負けん気の強さを見せました。

「前回タイトルマッチで負けているので誰とやりたい、どこでやりたいとかいう資格はありません、その中で頂きうる最上級のオファーをもらった。会社員として働きながら格闘技をやってきたことに誇りを持っているので、そこを汚さないように挑戦の気持ちを忘れないように受けさせていただいた。」

https://mmaplanet.jp/85080

格闘家として、今回RIZINのリングに上がるドミネーターですが、普段は会社員として勤務をしている、ごく一般のサラリーマンです。

サラリーマンと格闘家の両立ですから、練習時間を確保するのも一苦労でしょう。

平日は夕方まで勤務し、夜から練習をしているそうです。

そんなドミネーターを支えているのが、総合格闘家の梅田恒介です。

格闘技を初めて頃から、梅田がドミネーターのマネジメントを行っています。

出稽古の準備や、試合に向けての戦略を練ったりと、様々なサポートをしています。


サラリーマンと格闘家の両方をこなす中で、実力はどうなの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

その点、ドミネーターは一流の戦績を持っています。

その戦績は、16戦11勝5敗。

2018年には、判定勝ちの末、DEEPフェザー級チャンピオンの座を獲得しています。


一部では、「噛ませ犬か!?」と、前評判は決して高くないドミネーターですが、会見では一歩も譲らない強い気持ちを明かしています。

「真面目な話、(朝倉は)強い選手です。前回、斎藤選手に負けて幻想みたいなものが崩れたかもしれないですが、単純に強い選手の姿が浮き彫りになった、全力で応えたい。早い段階で喧嘩ができればと思っています。たまには喧嘩させてください。もちろん勝ちます。KOで。」

朝倉も一歩も引かず、「会社員だとか言ってるんですけど、俺の方が忙しい中で格闘技をやっている。舐めてかからないように、しっかり準備して挑みたい。」と応戦しました。



朝倉にとっては、敗戦後の復帰戦であり、今後の試合スケジュールにも関わる大切な一戦です。

朝倉が豪語する通り、見事な勝利で2020年を締め括り、「大晦日の主役」になることができるのか。

RIZIN26、12月31日大晦日の試合に注目です。