2021年1月24日に開催予定であった、「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜K’FESTA.4〜」武尊vsレオナ・ペタス戦の延期が発表されました。
K-1実行委員会によると、延期後の日程や会場は調整中で、チケット等の情報は順次発表していく予定ということです。
年末のRIZINに続き、格闘技会の一大イベントだった為、心待ちにしていたファンも多かったことでしょう。
残念ながら、2021年初の武尊のビックイベントは再度お預けになってしまいました。
今回開催予定であった「K’FESTA」は、年間最大のビックイベントでした。そんなビックイベントの中でのタイトルマッチだった為、非常に注目度も高まっていました。
さらに、今回の武尊の試合は昨年(2020年)のK-1福岡大会で実施予定だった試合が延期されての開催でした。
昨年の延期理由は、武尊が左拳を負傷したことによる延期でしたが、今回の延期は少し事情が違うようです。
武尊は自身のTwitterで、ファンに対してメッセージを送りました。
「大会延期になりました。皆様が安心して会場に応援に来てもらえる時まで僕ら選手達ももっと成長出来るように頑張ります!楽しみに待っててください。」
今回の試合に向けて順調な調整をしていただけに、今回の試合にかける思いは誰よりも強かったはずです。しかし、本人の再戦への前向きなコメントを見ると勇気付けられますね。
対戦相手のレオナも自身のTwitterで、今回の延期に対してコメントをしています。
「皆さんが安心して会場に来られるようになるまでvs武尊選手はもう少々お待ち下さい。期待に応えれる、最高の試合になるよう更に仕上げます!早く試合が開催されるよう皆さんで協力して収束に向けて行動していきましょう!!!」
武尊も、対戦相手のレオナにとっても心待ちにしていた今回の試合。両者とも、「皆さんが安心して会場に来られるようになるまで」とコメントしているように、今回の延期は新型コロナウィルスによる影響が考えられます。
2人のコメントからもわかるように、試合の当事者のコンディションだけではなく、会場に足を運ぶファンや関係者のことも考えた上での延期であることがわかります。
一刻も早く感染拡大が収束し、再び会場に足を運び、試合を間近で観戦できる日が来て欲しいものですね。
さて、今回の武尊のタイトルマッチですが、この試合にはもう一つ注目されていた話題がありました。それは、武尊と那須川天心との試合についてです。
大晦日に行われた那須川天心の試合を、会場で観戦していた武尊。試合後には両者が顔を合わせ、試合実現を匂わせるコメントを残していました。
武尊は対面した那須川に対し、熱いコメントを残しました。
「天心選手も色んな事情、出来ない理由は分かっているし、(試合を)できなかった理由も分かっている。僕は率直に間近で試合を見れてよかったと思うし、今までも戦いたかったけど、目を見て話し、もっと戦いたいと思いました。」
今まで実現さえしなかったものの、那須川に対し、対戦したいという気持ちは以前から抱いていたことがわかります。
那須川に対して、「僕も天心選手の試合を見て、早く戦いたい気持ちが強くなったし、天心選手も僕の試合を見に来て欲しいと思う。1月24日K’FESTAで待ってます。」とメッセージを残していました。
この対戦が実現するのかどうかはまだ決定はしていませんが、今回の武尊の試合結果によって左右されることは間違いないでしょう。
延期になってしまいましたが、その後の試合展開や格闘技界の動向にも影響を与えることが予想されます。
次回の試合日程を心待ちにしましょう。