朝倉くるみのブログ

【UFC257】マクレガーがまさかの敗戦。有名格闘家やYouTuberから酷評が集まる

https://the-ans.jp/news/143039/

総合格闘技の「UFC257」が23日(日本時間24日)に、アラブ首長国連邦アブダビのヤス島に特設されたUFCファイトアイランドで開催されました。

コロナ禍の中でもやく2000人の観客が集まり、格闘技界今年1番の盛り上がりだったと言って過言は無いでしょう。

そんなUFC257のメインイベントのリングに上がったのは、元UFC2階級王者のコナー・マクレガーでした。これまで強気な発言とファイトスタイルで圧倒的な人気を誇ってきたマクレガーでしたが、今回のUFCタイトルマッチでまさかの敗戦。

今回のタイトルマッチはダスティン・ポイエーとの対戦になりましたが、結果はマクレガーの2R TKO負けで決着がつきました。この試合に対して、各方面からは酷評が続々と届いています。

マクレガーのこれまでの戦績と、今回の敗因を解説していきます。



https://jp.reuters.com/article/mcgregor-poirier-idJPKBN28009T

今回対戦したマクレガーとダスティン・ポイエーですが、実はこの2人2014年に一度対戦しています。2014年の試合では、マクレガーが1R 1分46秒でTKOで勝利しています。

一度対戦している相手ですから、両者が今回の試合にかける思いは前回以上の熱いものがあった事でしょう。


マクレガーは今回のポイエーとの再戦を迎える以前に、3度の引退宣言をして話題にもなっていましたね。幾度の引退宣言に、最前線のリングで戦う体力が心配されるマクレガーでしたが、試合前の本人の発言は以前にも増して気合いが伝わってきます。

「ポイエーを2度倒す。一度KOした、もう一度KOしよう。それがチャンプがやる事。」

現役引退を匂わせてきたマクレガーでしたが、チャンピオンとしてのプライドは人一倍のものを感じます。さらに、今回の試合に加えて4試合の契約がUFCとの間で結ばれていることを明かしています。

「まだまだオレにはたくさんのモチベーションがある。世界中のファンの為に最高のパフォーマンスを見せる。ロイ・ジョーンズJr.、マイク・タイソン、モハメド・アリのような、映画のようなハイライトリールにしたい。」と今後もビッグマッチを戦う意思を見せました。


一方、前回敗戦をしているポイエーは次のように意気込みを語っていました。

「とても興奮している。お互いが求めている物はゴールドだ。必要な調整は全てしてきた。勝利を収め、勝ち名乗りを受ける為にここにいる。」


お互いに譲れない気持ちを持って望んだ今回の試合は、マクレガーの勝利を多くのファンが期待していました。スポーツベッドのオッズでは、マクレガー「1.34倍」、ポイエー「3.60倍」とマクレガーに人気が集まりました。

しかし、結果はマクレガーの敗戦となり、期待を裏切る結果となってしましました。


https://hypebeast.com/jp/2021/1/dustin-poirier-defeats-conor-mcgregor-ufc-257-tko-knockout-announcement-news

今回のマクレガーの敗戦は、格闘技界にも大きなインパクトを与えています。格闘家や有名YouTuberなども今回の対戦に注目し、酷評のコメントを明かしています。

過去にマクレガーとボクシングマッチで対戦しているフロイド・メイウェザーは、「コナーは自身の競技ですら勝つ事ができないにもかかわらず、ボクシングでパッキャオと戦う事を口にしている。そんな試合、誰も観たがらないさ。」と、年内実現の噂が上がっているパッキャオ戦を話題に挙げ、厳しい意見をSNSで発信しました。


また、那須川天心もマクレガー戦の解説を自身のYouTubeチャンネルで公開し、今回のマクレガー敗戦の原因を語っています。

「マクレガーは足のスタンスがすごく広い。あれはカーフを避けようと思っていない。カーフが来た時にグッと足に力を入れてパンチを打っていた。力を入れると足が固まるんですよ。だからカーフ蹴られてダメージがあった。」

那須川は今回の試合を決定付けた1番の要因として、ポイエーが放ったカーフキックにあると指摘しました。


マクレガーは1R目は優勢に試合を進めていきましたが、2R目に失速。そのきっかけがカーフキックによる右足へのダメージでした。マクレガー本人は試合後に敗因を次のように振り返っています。

「自分自身はタフだと思っていたが、あれは普通ではなかった。何度も足を上げてカットしたつもりだったが、蹴りが筋肉にめり込んでいたようで、ダメージが半端なく、動けなくなった。あれが全てだった。」


ベテランのマクレガーまでも苦しめたのは、カーフキックでした。このカーフキックは昨年大晦日の堀口の試合でも話題になりましたよね。なんと、今回のポイエーのコーチに付いたのも、堀口のセコンドと同じマイク・ブラウンでした。カーフキックに対する対策が、今回の試合結果を決定付ける要因となりました。




最近のビックイベントで立て続けに一躍話題になったカーフキック。今回の試合は、カーフキックに対する怖さを再認識した試合となりました。今後の試合でも対策が必要になりそうです。

那須川が語るように、カーフキックに対する対策は今後必須になってくるでしょう。総合格闘技や他団体の試合でも、どう対策を立て戦っていくのか注目していきましょう。