格闘家YouTuberのシバターが、以前から対戦を望んでいた相手との試合が実現しました。
その相手とは、RIZINバンタム級チャンピオンの堀口恭司です。
シバターは朝倉未来など、有名な格闘家との対戦を実現させてきました。そして今回は、2020年大晦日に朝倉海に勝利しチャンピオンになった堀口との対戦です。
このガチスパーの様子は、2月5日に堀口恭司のYouTubeチャンネルで公開されました。
今回の対戦ですが、堀口は「釣り対決」だと思っていたようです。
動画の冒頭からもわかるように、堀口は以前から話に出ていた「釣り対決」を予想してシバターとの待ち合わせ場所に向かいます。
しかし、待ち合わせ場所はシバターが長年練習をしている「パンクラスイズム横浜」でした。
このサプライズ的な展開にも堀口はあっさりと同意し、余裕の表情を見せます。
余裕な堀口に対しシバターは、「壊されても文句言うなよ」とあくまで自分の勝利を確信しているかのような強気な発言で堀口を煽っていきます。
スパーリングで堀口を壊す可能性がある為、「壊されても文句を言わない」という合意や、その他の禁止事項が書かれた同意書にサインを求めました。これにお互いに署名。こうして自ら逃げられない状況を作りました。
「せっかく怪我からあけて復帰して、長い時間かけてリハビリして、復帰して。申し分けないんだけども、また長く休むことになっちゃうかなという感じですが、まあそれでも日本の格闘技業界が盛り上がると信じて、堀口恭司を壊したいと思います。」
そう語っていたシバターでしたが、試合は開始わずか30秒で決着がつきました。
試合開始後には昨年の年末のRIZINでも見せたステップで、堀口を挑発していきますが、その直後に堀口が攻撃を仕掛けます。堀口が得意とするカーフキックがシバターの左足を捉えます。カーフキックがクリーンヒットすると、シバターはそのままマットに倒れ込み、堀口のパウンドでレフェリーストップにより堀口のTKO勝利となりました。
シバターは試合に向けて、こんなコメントを発信していました。
「カーフキックなんですけど、食らわないっす。カーフは正直僕相手だと、打った方がダメージ食らうと思うんで多分打てないっすね。」
しかし、見事にカーフキックを食い、勝負が決まってしまいました。試合後には、「カーフキックを食らうことができる人間は世にそういないんで、いい思い出になりました。」と振り返っています。
カーフキックのダメージはやはり大きかったようで、試合後の対談中も絶えずアイシングを行っていました。
試合前は「堀口恭司を壊す」と言い切っていましたが、試合が終わるとすっかり低姿勢に。「いや、すいません。ありがとうございました。」と丁寧な挨拶をかわし、和やかなムードでエンディングを迎えました。
今回の企画は、堀口自身釣りでコラボをすると思っていたところ、急なスパーリングを行うという展開になりました。スパーリングでの再戦はシバター自身、勝ち目がないと見たのか「もう嫌だ!」と拒否反応を見せましたが、釣りでの再戦に対しては前向きなようですね。
堀口はアメリカ在住な為、次回のコラボは当分先になってしまう可能性がありますが、次回はバス釣りでの対戦が実現しそうです。
シバターは、格闘家とのスパーリングの他に得意のパチンコで対決してきました。釣りでの対決は今までの企画では経験の無い内容になりますが、果たしてシバターの実力はどれほどなのでしょうか。
格闘技では堀口に到底敵わなかったシバターでしたが、次回の対決での軍配はどちらに上がるのでしょうか。
次回の対決の日程は未定ですが、シバターの堀口へのリベンジの行方を楽しみに待ちましょう。